私の名前は日野竜彦、73期の卒業生で、現在22歳です。体操との出会いは小学生の時、一般スクールコースで始めました。それが高じて、中学受験を経て桐朋中学・高等学校の体操部に入部し、中学1年生から高校3年生の春まで続けました。
体操への情熱
小学生の時に始めた体操の習い事が大好きで、そのまま続けたいという一心で桐朋中学・高等学校を選びました。桐朋体操部の特徴である練習の緩さと、好きなことができる自由さに惹かれました。
高校3年の春、都大会での挑戦
桐朋体操部時代で、強く記憶に残っているのは、高校3年の春に出場した都大会です。関東大会への通過をかけた試合でしたが、残念ながら通過できず、その悔しさは今でも鮮明に覚えています。その他には、後輩とトランポリンで遊んだり、鉄棒を楽しんだりした日々は、私にとってかけがえのない楽しい記憶です。
学業との両立
正直、中高生活の間は学業との両立はうまくいっていませんでした。しかし、部活を引退した後、受験勉強に切り替えて集中して取り組みました。その結果、大学にも現役で合格することが出来ました。
また、体操部で培った精神力、目標に対する計画の立て方、愚直なまでのトレーニングの継続力が、大学受験や就職活動、さらには大学での勉強に大いに役立っています。
大学での体操
大学選びは、自宅から近場で体操部のある大学を選びました。大学でも体操を続けることができ、中高6年間とはまた異なる体操生活を送ることができました。大学の体操部は中高生活と同様に和気藹々としており、体育会系の厳しさよりも、楽しみながら技術を磨くことができる環境でした。
体操から学んだこと
体操部で過ごした時間は、私の人生の生き方の根幹を作ってくれました。怪我をした時の気持ちの切り替え方や、目標に向かってコツコツと努力を続ける姿勢は、どんな場面でも役立っています。
これから体操部に入る皆さんへ
桐朋体操部は、伸び伸びと自分の体操競技力を向上させるのにうってつけの場所です。「ぜひ桐朋体操部で中高生活を過ごしてください」と心からお勧めします。ここでの経験は、皆さんの人生にとっても大きな財産となるはずです。
体操と共に歩んだ日々は、私にとって計り知れない価値があります。これからも、体操で学んだ精神力と体力を生かして、人生のあらゆる挑戦に立ち向かっていきたいと思います。
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